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松田が使う名器「ガダニーニ」は、宗次ホール(名古屋市中区)のオーナー宗次徳二氏が若手アーティストへの支援などを目的に創設したNPO法人から 貸与されたもの。この関係で、最近は年に1回、同ホールで無償の演奏会を開き、名古屋とのなじみを深めている。「みなさん温かく迎え入れてくれて、とても 演奏しやすい」と語る一方、「手羽先が大好きで、ビールばかり飲んでいる」と、意外な一面ものぞかせる。
「今は毎日が『超楽しい』。学ぶことがいっぱいあるし、何よりもコンサートがうまくいくと、本当にうれしい」と屈託なく笑うが、「子供の頃はバイオリンが嫌いで、一番逃げていた習い事だった」という。
転機が訪れたのは、横浜から広島県内の小学校に転校した4〜5年生の頃。「転校先でいじめに遭うようになったことで、楽器に救いを求め、真剣に取り組むようになった。それが今の自分につながっている。だから、今はいじめた子たちに感謝しているくらい」
そんな経験もあって、「将来は、悩みを抱える子供たちに一つのことに打ち込んでもらえるきっかけになればと思い、楽器をプレゼントできるようになりたい」と夢を語る。
"新進のバイオリニスト松田理奈 22日 名古屋公演へ全力 : 東海 文化芸能 : 企画・特集 : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)